焙煎の温度や豆の変化
豆の温度>100℃
豆の色は黄色から緑に変化、水分が蒸発し脱水状態がとなる。香はパンを焼いた時のような匂いが出てきます。
豆の温度>120℃~130℃
豆の色は栗色(茶色)に変化する。
豆の温度>150℃
玄米を炒める時のような匂いが出てきます。
豆の温度>180℃
薄い煙が出てきます。大量のCO2やCOを発生させ、色は褐色に変わり、豆粒が大きく膨らみます。
豆の温度>180℃ ~270℃
温度の上昇に伴い豆の色が深くなり、より水分の蒸発が進みます。豆は、より大きく膨らみ、爆発の音にあわせて豆の表面には艶ができ、珈琲の香り充分抽出され変化完成。
豆の温度>270℃
煙が出なくなり、色は黒く変化。表面状態、大きさは落ち着きそのまま停止する。
豆の温度>300℃
黒色の豆が割れやすくなり、香も完全なくなり、炭のような状態になりました。
コーヒー豆の焙煎温度
おいしいコーヒーを飲むためには、コーヒー豆が良質であることが大切です。次に焙煎。コーヒー豆は焙煎してから3日~2週間がおいしさのピークと言われています。その後は香りも徐々に落ちて鮮度が失われていきます。おいしいコーヒー豆の焙煎温度は185度から240度前後です。焙煎での煎り止めの温度は210度から230度までです。豆の焙煎状態や種類によって、抽出温度、抽出スピードなどをこまめに変えるなど、淹れ方ひとつにも奥深いものがあります。